情報デザイン科(1クラス)

・育成したい人材
 本校情報デザイン科は、マーケティング活動等に活用できる情報デザインに関する専門的な知識・技能を身に付け、地域経済の発展に貢献する「人財」の育成を目指します。そして、個々の特性を生かしながら、学習活動、特別活動、部活動、各種検定資格取得の充実に努めます。

・学科の学び
 ビジネス分野における考え方や態度を身に付け、さらに、実際の作品制作を通じて社会におけるビジネスとデザインとの関連について学びます。授業ではビジネスにおける広汎な知識・態度の習得やデザインの基礎的表現技術およびMac機によるCGを活用した表現について学習し、それらを基にして地域産業等の外部機関と連携しながら、くらしや物事をより良くする実践的活動に主体的に取り組んでいます。


情報デザイン科「これまでの取組成果報告書」
〜黒石初開催!学習と活動の足跡、第3回情報デザイン科展〜

〜黒石初開催!学習と活動の足跡、第3回情報デザイン科展〜
令和6年度 第3回情報デザイン科展
日 時:令和6年12月14日(土)〜21日(日)
会 場:黒石市役所「わのまちセンター イベントホール、多目的ホール」

10月開設の黒石市役所「わのまちセンター」を会場として、第3回情報デザイン科展を開催しました。約200点の作品を展示するとともに、地元黒石での初開催となる今回展では、特別企画として「金平成園展示」の併催や「わのまち創出カード」の企画等、集客を目的とした新たな試みに挑戦しました。今回展の観覧者は500名。「科展で黒石へ!」、「科展で黒石を!」を合言葉に次回展をさらに充実させていきたいと考えています。今回ご来場の方々、特別企画に参加・ご協力していただいた皆さま、本当にありがとうございました。
改めて作品を見ていただくことの有り難さを心に留めて、第4回展に向かっていきたいと考えております。

  【第3回展 出品作品一覧】
○3年生
「青森県立黒石高等学校創立100周年に向けた各種デザインの提案」
「課題研究成果発表展示」
「Webデザイン/3DCG/動画制作」
「ブランディング」

○2年生
「依頼事業に学ぶⅠ・Ⅱ」
「青春ポスター」
「弘南鉄道応援活動〜広告をつくる」
「青森フォントの考案」

○1年生
「ふるさとを、表す。」
「私のスクエアガーデンをつくろう」

 


◆ 来場者のコメント(一部抜粋) ◆
・絵画や立体作品だけでなく、黒石高校100周年のデザインや企業ロゴのプレゼン等、かなり本格的で驚きました。この学びはきっと将来の職業にも役立つことと思います。生徒たちは良い学びをしているということを知ることができました。(40代・男性)

・デザインを学びながら同時に自分たちの住む地域の事を知り、企業への提案などの貢献に役立つ行いをしていることは素晴らしいと思います。(60代・男性)

・情報デザイン科で、どのようなことに取り組んでいるのかよく知ることができました。私は将来イラストを描く仕事に就きたいと思っているので、皆さんの作品がとても参考になりました。(10代・女性)

・どの作品も素敵なデザインでした。作品と作品の間も適度なスペースで、見やすい展示レイアウトに感じました。子供が入学を希望しているので、ぜひ入学してデザインについて学んでもらいたいと思える展示会でした。(40代・男性)

・今年は地元での開催で、とても良いと思いました。昨年1年生だった方の作品が金平成園に展示されていて、とても場所とマッチして作品がより素晴らしく見えました。見に来て良かったです。(30代・女性)

・社会人と対話をしながら、その意向を汲み取り、デザインを制作するのは難しそうですが充実した活動だろうと思いました。とても楽しそうです。地域に密着し、尚且つ職業観も育つと感じました。応援しています。(40代・女性)

・目指す職業に直結するような授業内容で驚きました。生徒さんも学んだ技術を意欲的に取り入れていることが感じられて、楽しい3年間になって欲しいと思いました。(30代・女性)

〜成果披露!3年課題研究5チームによる科内発表会〜

〜成果披露!3年課題研究5チームによる科内発表会〜

令和6年度 情報デザイン科「課題研究科内発表会」

日 時:令和6年11月15日(金)
発表者:情報デザイン科3年生徒(31名)
参観者:情報デザイン科1、2年生徒(76名)

今年度、3年生が課題研究授業で取り組んだ以下の5つのテーマについての成果披露が行われました。その内容は、12月に開催される情報デザイン科展で一般公開されることになります。先輩から後輩へ、プレゼンテーションの在り方とデザインに対する想いを伝える貴重な時間となりました。

【テーマ一覧】
「『全国高校生1億円プロジェクト』参加による地域活性化」
「オリンパス黒石市立図書館コミュニケーションデザインツール開発」
「合同会社前田彌門 温泉マナーアップのための各種デザイン」
「『日本ハルマ株式会社』商品ラベルデザインの開発」
「企業イメージアップ(日本原燃株式会社 編・陸上自衛隊弘前駐屯地 編)広告媒体物のデザイン」

◆ 参観生徒のコメント ◆
・どこの班の発表もとても興味が引くものばかりでした。来年、私たちも取り組むため、わくわくしています。実際の企業の人たちとの制作は大変なことだと思いますが、これからにつながっていくことだと思うので、頑張りたいと思います。
・3年生になってからの課題研究が楽しみになるような内容でした。色々な企業の方や地域の方と関わりながら課題にチームみんなで取り組むことの楽しさ、難しさを知ることができました。
・社会に出る前に高校生として色々な企業や地域の店舗とビジネス活動や支援活動ができることは忘れることができない財産になると感じました。
・様々な発表を聞き、とても勉強になりました。一人ではなくみんなで考え、作品にしていったり、活動を広めるためにたくさんの時間を費やしたりしていて感動しました。

◆ 発表生徒のコメント ◆
・自分の伝えたいことがみんなにしっかり伝わっているか不安な点がありましたが、チームのみんなと協力して発表ができ、良かったと思います。
・後輩に向けて次に引き継いでもらえるような良い発表ができたと思います。本当に楽しい企画に参加できて、学びも経験も思い出も増えました。良い機会をありがとうございました。
・自分たちのチームはやることが多く、期限内に完成することが厳しい状況でしたが、居残りながらもギリギリで完成することができました。発表ではつまずきながらもしっかりと終えることができました。しっかり聞いてくれて、ありがとうございました。

〜創立100周年記念ラッピング電車が、鉄路を走る!!〜

〜創立100周年記念ラッピング電車が、鉄路を走る!!〜

令和7年度、本校は創立100周年を迎えます。それに伴う記念事業の一環として情報デザイン科3年生は記念ロゴマークやマスコットキャラクターの制作、さらに11月から1年間走り続けるラッピング電車のデザイン考案に取り組んできました。

令和6年11月5日(火)、完成したラッピング電車のお披露目を兼ね、黒石駅にて「運行セレモニー」が行われました。情報デザイン科からは葛西柚奈さん(記念ロゴマーク採用)、藤田調さん(マスコットキャラクター並びにラッピングデザイン採用)、殿川愛佳さん(ラッピングデザイン並びにヘッドマークデザイン採用)、奈良岡あかりさん(ヘッドマークデザイン採用)の4名が参加しました。1車両片面を覆うラッピングデザイン採用2作品はまさに圧巻であり、1年間の長期にわたって鉄路を走り続けることは関わった人たち全員の「誇り」であると思います。
ぜひ弘南鉄道弘南線に足を運んでいただき、沿線地域散策の楽しみの一つに加えていただければ幸いです。
運行は令和7年11月4日(火)まで。運行時間は弘南鉄道株式会社にお問い合わせください。

 

◆ 制作者のコメント ◆
「黒石高校の100年の歴史が積み重なったという意味で“綱”のイメージでロゴマークを制作しました。今までの歴史をロゴやデザインで感じ取って欲しいなと思っています。」(葛西柚奈さん/記念ロゴマーク採用)

「黒石高校らしさと黒石市らしさを掛け合わせて、かつパッと見て可愛いって思えるように作りました。我ながらすごく可愛くて納得のいくデザインだと思います。」(藤田調さん/マスコットキャラクター“こけぎつね”並びにラッピングデザイン採用)
※注)本文中の氏名「葛」の漢字について、下のつくりは「ヒ」

 

〜資格取得の秋、全員合格に向かって〜

11月、本科で取得できるデザイン関連の資格、色彩検定及びマルチメディア検定の講習真っ盛りとなりました。各自のスキルアップはもちろんのこと、全員合格に向けて日々努力を重ねています。資格取得の秋、これから追い込みです!
検定実施日:色彩検定2級、3級 令和6年11月10日(日)
マルチメディア検定ベーシック 令和6年11月24日(日)

◆ 受検生徒の意気込み紹介 ◆
・将来、デザインの仕事に携わりたく、取得して損はない!と思い受けることにしました。微妙な色の見分けや専門的な語句を覚えることが難しく、なかなか悩まされていますが、毎日コツコツ勉強をして、結果を出せるように頑張ります。(色彩検定3級受検/1年)

・私はデザインが大好きなので、今回の検定にチャレンジしました。色の組み合わせによって作品の雰囲気を大きく変えることができると知り、検定で学んだ知識をこれからの実習に活かしたいと思います。大変ですが、頑張ります!!!(色彩検定2級/2年)

・初めて問題を見た時は、分からない単語ばかりでしたが、今では7割以上正答できるようになりました。Webデザイナーに憧れて情デ科に入学したので、検定合格は将来への第一歩になると思っています。過去に出題された問題は絶対に落とさないように復習をして、合格を確実なものにしたいです。(マルチメディア検定受検/2年)

〜社会貢献活動、リアルな制作体験〜

令和6年度「猫ハウスごろにゃん」シャッター壁画制作
日 時:令和6年10月12日(土)、13日(日)
参加者:情報デザイン科2年 有志7名

今春4月、保護猫と触れ合うカフェ、保護猫の譲渡会も企画している「猫ハウスごろにゃん(代表:直井勇磨 氏 令和元年度本校卒業生)」の開店に伴い、店舗シャッターへの壁画制作を依頼されました。それを受けて猫好きの情報デザイン科2年有志女子7名(にゃんにゃんせぶん★)が社会貢献活動としてシャッター壁画制作に挑戦!作業は2日間、10時間にわたる作業でしたが、計画的に進めることができ、楽しく充実した制作活動となりました。

◆ 生徒感想から ◆
・シャッターに描くことは人生初めての経験でした。色を調合することが難しかったですが、仲間と協力してシャッター壁画をつくることは、いい経験になり、楽しかったです!!
・店舗が目立つようなシャッターデザインが完成し、運営者やお客様にとても喜んでいただきました。自分たちが制作したものが笑顔を生んでいくことに間近で触れ、達成感を感じました。情報デザイン科でしかできない珍しい体験ができ、とても深い学びになりました。
・凹凸のシャッターに下書きや色塗りをすることや、大きなイラストを至近距離で描いたので、猫の目の形や大きさ等の調整がとても難しかったです。しかし、全員が個性を発揮して満足のいく作品ができました!

令和6年度 情報デザイン科2年 特別授業

〜写真撮影、そして広告表現を通して〜
令和6年度 情報デザイン科2年 特別授業
テーマ:『デザイナーにとって「写真」とは?』
    〜「写真」を有効に使うための方法〜
日 時:令和6年9月11日(水)〜13日(金)
講 師:川 村 将 久 氏(デザイナー)

「写真」だからこそ伝わるものがある。学校をテーマにしてB2ポスター、ウェブトップイメージを12チームで制作しました。特にディレクション(方向付け)に重点を置きながら、撮影することの楽しさと「写真」の持つ訴求力について考える時間となりました。
川村先生、楽しく有意義な3日間、ありがとうございました。


◆ 生徒感想から、一部抜粋 ◆
・「自然な姿」を撮影するのが本当に難しかった。やはり、撮る側と撮られる側が慣れていないと「自然」な感じを写真におさめることは難易度がかなり高いと感じた。でも、試行錯誤を繰り返し、最高の1枚が撮れた時は、すごく嬉しかった。
・グループで活動するのが楽しかった。写真の撮影は大変だったが、話し合いを重ねて良いものを作ることができた。これからの授業に生かせることがたくさんあったので、楽しんでデザインをしていきたい。
・今回ポスターを作ってみて、キャッチコピーを決めることの大変さや、その後どうしたら広告の目的を達成できる写真を選ぶことができるのかを考えながら作り、とても良いものができたと思っています。3日間楽しみながら学ぶことができました。

令和6年度 情報デザイン科2年 特別授業

〜令和6年度 産学官連携による地域デザイン事業、始動!〜

昨年度に引き続き、今年度も弘南鉄道車両掲出を目的とした地域産業等PR広告の制作を計画しています。まずは中南県民局との連携により地域産業とデザインとの具体的関わりについて、さらには写真を活用した広告表現の基礎について、以下のように特別講義並びに特別実習を実施しました。

■ 令和6年度 地域プレーヤーによる特別講義
テーマ:「地域の産業とデザインの関わり」
日 時:令和6年9月3日(火)
講 師:地方独立行政法人 青森県産業技術センター工業総合研究所
総括研究管理員 小 野 大 輔 氏

 


■ 令和6年度 地域プレーヤーによる特別実習
テーマ:「スマートフォンによる撮影のノウハウ」
日 時:令和6年9月5日(木)
講 師:スタジオ・2グラム
西 川 幸 治 氏


通称「青森産技」におけるデザイン推進の具体的事例により、工芸品や農産物、医療福祉まで緻密で多岐にわたるデザイン開発の一端を垣間見ることができました。また、スマートフォンを活用した撮影実習では、構図等の基本的な留意点を押さえた上で、日頃見過ごしがちな「くらし」のポイントに改めて焦点を当てる楽しい実習となりました。
講師の小野様、西川様、そして、コーディネーターである中南県民局担当者様、大変ありがとうございました。
※本事業は情報デザイン科2学年を対象とした事業です。

 

令和6年度 情報デザイン科1年 特別授業

〜体感!表現の可能性〜
令和6年度 情報デザイン科1年 特別授業
テーマ:「私の“Square Garden”を作ろう」vol.5
日 時:令和6年8月28日(水)〜30日(金)
講 師:小 林 志保子 氏(画家)

黒石高校では5回目となった画家小林志保子先生による特別授業が無事終了しました。様々な表現技法の体験の中から自由にイメージを広げ、さらに再構成していく作業に、新たな表現の可能性を体感する貴重な時間となりました。
小林先生、3日間、ありがとうございました。

◆ 生徒感想から、一部抜粋 ◆
・「絵を描く」ではなく「絵を作る」ということをし、絵は無限だなと感じました。今回作ったものを家でもやってみたいと思いました。
・知らなかった技法をたくさん学べた上に、3日間このような授業ができて楽しかったです。また、私は個展について興味を持っていたので貴重なお話を聞けてとても嬉しかったです。
・初めはどうなるか不安でしたが、やっていくうちにだんだん楽しみながら作品を作ることができました。今回は丁寧に教えていただき、ありがとうございました。

※情報デザイン科2年特別授業は9月11日(水)〜13日(金)の日程で実施いたします。

「黒石高等学校情報デザイン科 紹介展」会場風景

「黒石高等学校情報デザイン科 紹介展」会場風景


先にご案内した「黒石高校情報デザイン科紹介展」が、10月16日(土)、17日(日)の両日にわたってヒロロ3Fイベントスペース(弘前市)にて開催されました。
水平に広がる広々とした空間を69名の本校生徒作品および5点の黒石商業高校生徒作品で彩り、多くの来場者に本校情報デザイン科の学習内容をP Rする機会となりました。ご来場いただきました方々にはお礼を申し上げるとともに、今回いただいた貴重なご意見を今後の学習活動に生かしていきたいと考えております。
今回発表の内容は継続事業で道半ばのものも多数ありますので、今後の情報発信に注目してくださいますよう改めてお願い申し上げます。


◆ 本展の出品内容
1 「億プロ協力」~仲間と広がるデザイン・仲間と広げるデザイン~
   パンフレット制作とギフトボックスデザイン
(全国高校生1億円プロジェクトでのデザイン協力)
2 「バズる商品開発」~地域資源×高校生×デザイン~
   企画提案書とパッケージ試作
  (高校生による中南地域ビジネス創出事業)
3 「映像基礎表現」~iMovieによる映像表現~
4 「青森フォントの考案」
5 イメージ構成「OPEN!」
6 「私のSquare Gardenをつくろう」
7 「鉛筆デッサン」~コカコーラ缶・お菓子の箱~
8 「特別展示」~黒石商業高校3年生による大判ポスター~
9 その他(全国さんフェア2022青森大会採用ポスターなど)

※出品内容の詳細
・内容1、2は現2年生による授業「デザイン実習Ⅰ」および
 「コンピュータグラフィックス」で取り扱われた事業の成果発表。
・内容3、4は現2年生による選択科目授業「メディアデザインⅠ」
 および「探究デザインⅠ」における成果発表。
・内容5は現2年生による1年時授業「グラフィックデザイン」
 で制作された作品。
・内容6は9月に実施された特別非常勤講師による「特別授業」で
 制作された現1生作品。
・内容7は授業「美術Ⅰ」で制作された現1年生作品。











令和3年度 情報デザイン科2年 特別授業

令和3年度 情報デザイン科2年 特別授業
テーマ:「広告デザインの基礎」
日 時:令和3年9月15日(水)~17日(金)
講 師:川村将久氏(デザイナー)


今年度の情報デザイン科2学年特別授業は、現在進行中の「商品開発事業※」に関わる内容を取り扱いました。特に商品のネーミングやパッケージデザインの領域についてより専門的な講義及びワークショップを集中授業として取り入れ、高度なデザイン活動実践の機会としました。
※中南地域県民局地域連携部地域支援チームによる地元事業者(有限会社ANEKKO様、GARUTSU株式会社様、いなみや菓子店様)の商品開発



【1日目】
講師紹介に引き続き、生徒で構成された5つのカンパニー紹介から授業がスタートしました。講義ではデザイン現場における「ネーミング」や「商標と権利」、「パッケージデザイン」等について実例を交えながら解説していただき、その後、生徒は担当商品のロゴやパッケージデザインについてのデザインカンプ(完成予想図)を作成しました。



【2日目】
この日は、デザインカンプにしたがって「現物見本の制作」を行いました。各社打ち合わせ、役割分担の後、商品のダミーを作る者、商品ロゴを考案する者と多様な活動が展開されました。随時、川村先生のアドバイスをいただきながら、自社商品のイメージを形作っていきます。





【3日目】
最終日はプレゼンテーションです。自分たちの考えをいかに効果的に伝えるかを念頭に置きながらプレゼンテーションシートを完成させ、さらにリハーサルを実施して発表に臨みます。印象に残るアピールを目指して、緊張しながらもそれぞれの個性が発揮されたプレゼンテーションとなりました。





1年生に引き続き、令和3年度情報デザイン科2年特別授業が無事終了しました。
川村先生におかれましては各プレゼンで気づいたことを詳細なアドバイスシートとしてフィードバックしてくださいました。事業は今後も継続していきますので、是非今回の経験を参考にして充実した活動を展開していきたいと考えております。
川村先生、お忙しい中、3日間、ありがとうございました。

※1、2年特別授業の成果物は10月16日(土)、17日(日)の日程で行われます「情報デザイン科紹介展」(ヒロロ弘前3F)で公開する予定です。

令和3年度 情報デザイン科1年 特別授業

令和3年度 情報デザイン科1年 特別授業
テーマ:「私の“Square Garden”を作ろう」
日 時:令和3年9月1日(水)~3日(金)
講 師:小林志保子氏(画家)

【1日目】
小林先生の自己紹介及びご自身の作品紹介を通して、作品と関わることの意義をわかりやすく説明してくださいました。
さらに、様々な表現技法を体験し、生徒は自分のイメージを思い思いに膨らませていきます。



【2日目】
この日の作業は、1日目で作られたイメージを再構成していくことです。細かく分割された沢山のピースを、一つは自分が意図した構成で、もう一つは偶然選び出した組み合わせで作品化していきます。
無秩序でありながらも根源的な魅力を持つ色彩が一定の秩序を与えられ、作品としての輝きが生まれてきました。



【3日目】
最終日はプレゼンテーションです。自分の作品にサインを入れ、タイトルを付けました。
さらに、ワークシートを完成させて発表に臨みます。
制作の過程で感じたこと、発見したことを披露しました。小林先生は作品の良いところを示しながら、作品鑑賞の新たな視点を与えてくれました。



以上のように令和3年度情報デザイン科1年特別授業が無事終了しました。
今後の作品制作の糧になる貴重な体験でした。
小林先生、3日間、ありがとうございました。
※情報デザイン科2年特別授業は9月15日(水)~17日(金)の日程で実施いたします。

高校生と考える中南地域ビジネス創出事業~商品開発のためのワークショップ~
令和3年6月17日(木)基礎デザイン実習室にて情報デザイン科2年生を対象とした商品開発に関する事業者説明会、意見交換会がワークショップ形式で行われました。
ここでは「高校生の発想を自社商品に取り入れたい」とする中南地域の事業者3社と意見交換をし、弘南鉄道沿線に活気をもたらす商品のアイデアを自由に出しあいました。コーディネーターは中南地域県民局の成田さんと田中さんです。
今後、多くの方のアドバイスをいただきながら、ブラッシュアップを重ね、商品の開発・販促物のデザイン・販売までつなげていく予定です。
※十分な換気のもとで授業を行っています。

【開会セレモニー・自己紹介】
参加事業者様および対応生徒が互いに自己紹介を行いました。



【事業者説明会】
有限会社ANEKKO様、いなみや菓子店様、GARUTSU株式会社様の順で商品開発についてのポイントを説明していただきました。


【意見交換会】
生徒は3グループに分かれて事業者様と意見交換を行いながら、アイデアを出しあいます。多くのアイデアが付箋に書き出されていきました。


【プレゼンテーション】
事業者様を対象とし、本日の成果について各班から発表しました。


次回は7月1日(木)リンゴミュージック代表 樋川 新一 氏をお迎えして今回の内容をさらに掘り下げていく予定です。
令和2年度「特別非常勤講師による特別授業」
令和2年9月2日(水)~9月4日(金)の日程で、小林志保子氏(画家)を講師にお招きし、「私の”Square Garden”を作ろう」という授業内容で実習を行いました。

■一日目の授業の様子
 ・技法の体験 さまざまな表現技法の特色を知る
 ・色彩で表現 技法や色の組み合わせ、画面作りを楽しむ







■二日目の授業の様子
 ・画面の分割 できあがった絵をバラバラに裁断する
 ・配置と構成 そのピースから、新たに画面を構成する






■三日目の授業の様子
 ・作品の仕上げ 作品に題名をつけ、サインを入れる
 ・応用と鑑賞  どのように応用できるか考える