校長あいさつ

校長あいさつ

本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は普通科3クラス、情報デザイン科1クラス、看護科1クラスの全日制の学校です。情報デザイン科は県内唯一の学科です。また、看護科は北東北の公立高校で唯一の学科です。そして、専攻科看護科が1クラス2学年あり、3学科17クラスで構成されている、特色ある高校です。

 普通科は、4年制大学や短期大学進学を目指す文類・理類型、専門学校進学や就職を目指すスキルアップコース(情報系、家庭系、福祉系)を設け、多様な進路希望に対応する教育課程を設置しています。また、情報系検定上位級合格、家庭科系技術検定上位級合格、介護職員初任者研修修了資格取得など各分野の学びを深める学力の習得を目指しています。

 情報デザイン科は、「産学官連携による地域デザイン」を目標に掲げ、黒石市のみならず県内の公的機関や民間企業と連携し、地域経済の発展に貢献する人財の育成を目指しています。

 看護科は、専攻科看護科の課程を合わせて5年間の一貫教育のもと、最短で看護師国家試験の受験資格を取得し、全国よりも高い合格率を誇り、県内外で看護師として地域医療を支える人財を輩出しています。

 本校は津軽平野の東側に位置し、西には津軽富士と呼ばれる岩木山、東には八甲田山(八甲田連峰)を望み、南には浅瀬石川のせせらぎを聞く、素晴らしい環境のもとで教育活動を行っております。学校のある黒石市は、春は桜とりんごの花、夏にはねぷたと黒石よされ、秋には中野もみじ山の紅葉、冬は雪景色の中温泉でゆったりと過ごす、四季を楽しむことができる情緒豊かな街です。

 本校の歴史は大正14年に黒石町立黒石実科高等女学校の併設を始まりとしており、今年で99年目を迎え、令和7年には創立100周年を迎える歴史と伝統のある学校です。令和2年度に青森県立黒石商業高等学校と統合し、新しい黒石高等学校として生まれ変わり5年目を迎えました。黒石市唯一の高等学校として地域の期待に応え、これからさらに発展していきたいと考えています。

 今年度も本校のスクールミッションにあるように、地域と連携した活動を通して生徒が自らの課題を発見し解決を目指す主体性と専門性を身につけ、知・徳・体の調和のとれた「生きる力」の育成を目指していきます。そのために教職員が一人一人の生徒に寄り添い、可能性を引き出し、成長を支えていきます。そして生徒が入学してよかったといえる学校、保護者が入学させてよかったと思える学校、地域の方々に信頼され愛される学校となるため、これからも研鑽と修養を積み重ね努力を続けて参ります。

令和6年4月  
校長 木立 徹